エゥーゴって何?

こんにちは、管理人のふかむらさきです。

前回の記事では一年戦争後の連邦とジオン、そしてティターンズについて解説しました。

今回はそんなティターンズに対抗すべく組織されたエゥーゴについて解説していきます。

エゥーゴの目的とは?どんな人達で構成されているのか?

それでは、いってみましょう!

目次

ティターンズの増長

そもそもティターンズはジオン残党狩りを目的として誕生した連邦内の特務部隊でした。

しかし活動が活発になるにつれ、徐々にスペースノイド全体を弾圧していくようになります。

そのような強権な行動はティターンズを率いる総帥ジャミトフ・ハイマンの思想が大きく影響していました。

ジャミトフはもともと地球連邦軍の将校でしたが、

人類の生活のために地球環境が悪化していることや、一年戦争で行われたコロニー落とし等の大規模な破壊活動を

目の当たりにしたことで、”人類を管理し地球環境を改善すべき“と考えるようになります。

そのために、人類を宇宙へ強制的に移住させ、地球は”選ばれた人間のみ”の場所とすることを理想としました。

それは、地球から人類を宇宙へ追い出す一方で、ジオンのような反乱が再び起きないように管理する行動へと繋がりました。

つまりティターンズは単なる”ジオン残党狩り部隊”だけではなく、ジャミトフの思想を実現するための私兵としての一面も持っていたのです。

エゥーゴの誕生

このようなティターンズの横暴さに対して連邦内部でも反発が起きました。

それは連邦の軍人だけではなく、スペースノイドへの弾圧に反対する政治家もいました。

そうした人々によって”反ティターンズ勢力”が形成されました。

これがエゥーゴの中核となります。

しかし連邦組織内ではティターンズが存在感を増しており、母体の連邦と逆転するほどの勢力となっていました。

(イトーヨーカドーとセブンイレブンのような関係ですね)

このような中での反ティターンズ勢力は完全な外部組織として成り立つほどの力はありませんでした。

アナハイム・エレクトロニクス

エゥーゴが誕生した大きな要因としてスポンサーの存在がありました。

そのスポンサーとは、アナハイム・エレクトロニクスという企業でした。

この会社はモビルスーツ開発を行っている軍需産業の中心企業でした。

しかしもともとは家電等の電子機器を主に扱う企業でした。

その後、一年戦争後に行き場を失ったモビルスーツ関係技術者達を吸収し、軍需産業企業として急成長しました。

軍需産業中心となったことで、戦争状態をビジネスチャンスとして捉え利益を得たいと考えていました。

そんな中、存在感を増していくティターンズに対抗しようとするエゥーゴに目を付けたのです。

それは以下のような理由によるものでした。

  1. ビジネスとして
  2. バランスの維持
  3. 技術開発の機会

1.ビジネスとして

戦争が起きることで軍事関連の需要が増えます。

また、より強力な兵器を求められるため新型モビルスーツ等も売れることに繋がります。

2.バランスの維持

ティターンズが強すぎる状態では相手がいないので需要が伸びません。

しかし対抗勢力を支援することでお互いを倒すためにモビルスーツ等の需要は伸びます。

また、どちらも勝たせすぎないようにすることで争いは長引き、需要を維持できると考えたのです。

そのためにはエゥーゴにはティターンズと同等の軍事力を持たせる必要がありました。

3.技術開発の機会

兵器を実戦に投入することでデータの収集ができます。

これは既存兵器のみならず、新兵器や試作機でも行われました。

エゥーゴ結成

  • 連邦軍の一部
  • スペースノイド弾圧に反対する政治家
  • 巨大な軍需企業

これらが組み合わさったことで反地球連邦政府組織「A.E.U.G.」(エゥーゴ)が結成されました。

ちなみに指導者はジャミトフに対抗していた元地球連邦軍将校ブレックス・フォーラが務めました。

まとめ

今回はエゥーゴについて解説しました。

一年戦争時は「アースノイドvsスペースノイド」というわかりやすい構図でしたが、

その7年後が舞台の「機動戦士Zガンダム」の世界では連邦政府内の組織同士の争いというわかりにくいものになっています。

しかもそこにはアナハイム・エレクトロニクスという企業の思惑や燻りつづけているスペースノイドの不満

といったものも絡み合って更に複雑な設定です。

しかしこの背景を理解できれば作品をより楽しめると思います。

ちなみにZガンダムでは主人公サイドはエゥーゴですが、解説した通り”クリーンな正義の組織”ではありません。

むしろ戦争を望む企業がスポンサーという歪な組織だったのです。

敵対するティターンズに対して寄せ集めのようなエゥーゴは多種多様な思惑が交錯しています。

是非、今回の内容を踏まえてそれらの思惑を意識しながら作品を観てみてください!

ちなみに僕は、TV版の宇宙世紀ガンダムシリーズではダントツで好きな作品です(笑)

さて、次回はZガンダムに登場する”第三の勢力”アクシズについて解説していきます。

今回は以上です。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

本日の宇宙世紀用語

ジャミトフ・ハイマン

 ティターンズの総帥で元地球連邦軍将校

A.E.U.G.(エゥーゴ)

 ティターンズに対抗するための勢力(反地球連邦政府組織)

ブレックス・フォーラ

 エゥーゴの指導者で元地球連邦軍将校

アナハイム・エレクトロニクス

 MS開発で急成長した軍需企業

この記事を書いた人

平成産まれのガンダムおじさんです。
小学生の頃、家にあった劇場版三部作を観ているうちにいつの間にかガンダムにハマっていました。

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