シャア・アズナブルとは何者?

こんにちは、管理人のふかむらさきです。

これまで「宇宙世紀”超”入門」と題して解説してきましたが、このカテゴリーの記事は今回が最後になります。

最後のテーマはズバリ!シャアについてです。

「え?主役のアムロ差し置いてシャアなん?」という方もいるかもしれません。

でも、実は主人公のアムロよりもライバルのシャアの方が背景が複雑で、

様々な”顔”を持っています。

今回は一年戦争(U.C.0079)までのシャアについて解説していきますが、

その後の彼もシリーズに大きな影響を与えていきます。

それでは、いってみましょう!

目次

シャアの本当の姿

シャアの本名

実はシャア・アズナブルというのは本名ではありません。

本名はキャスバル・レム・ダイクン

そう、かつて宇宙移民の未来を語ったジオン・ズム・ダイクンの息子です。

父の死とザビ家

ダイクンの死後、台頭したのはデギン・ソド・ザビを中心とするザビ家でした。

そして、キャスバルは父を殺したのはデギンではないかと考えていました。

そのためダイクンの一族が生き延びていることを悟られないように身分を隠して生きていくことになります。

また、父の仇としてザビ家への復讐を誓うのでした。

妹と母親

キャスバルには妹がいました。

名前はアルテイシア・ソム・ダイクン

キャスバルは父親を亡くした後も妹と母親と共に肩身の狭い思いをしながら生活していました。

そんな幼い兄妹を懸命に守っていた母親アストライア・トア・ダイクンでしたが、

いずれはザビ家がダイクン一族の一掃を目論むと考え、ザビ家の権力が及ばない所へ子供達を逃がしました。

そしてそのまま母親と再会することは叶わなかったのです。

こうして父親と故郷を失い、母親とも離れ離れになってしまったのです。

シャア・アズナブルとして

亡命後、本来の名前を隠して生活していた兄妹ですが、

そこでキャスバルは偶然自分にそっくりな青年と出会います

それは、シャア・アズナブルでした。

そしてキャスバルはシャアとして生きていくことを考えます。

それは、復讐を果たすためザビ家に悟られずに近づくためのものでした。

士官学校への入学

ザビ家に近づくため、まずキャスバル(シャア)はジオンの士官学校へ入学します。

地球連邦からの独立を図るザビ家にとって、軍事力は大変重要なものでした。

そこに目を付け、出世することでザビ家と近づこうと考えたのです。

士官学校での出会い

ザビ家の末子ガルマ・ザビもシャアの同学年として士官学校に入学していました。

そこでガルマと親交を深めることでザビ家との距離を縮めようとしました。

その結果、ガルマはシャアを無二の友人として信頼していきます。

優秀な士官候補生

士官学校でのシャアは成績優秀かつ冷静沈着という人物でした。

しかも軍の仕組みや権力構造等の内部事情についてもしっかり観察していました。

これは、自身が出世するための準備として必要不可欠なものでした。

赤い彗星

ジオンは、シャアの見立て通り地球連邦政府からの独立戦争をしかけました。

士官学校を卒業したシャアはすぐに前線に配属され、モビルスーツ部隊のパイロットとして戦場に立ちました。

モビルスーツの活用

シャアはジオンが開発に注力していた新兵器モビルスーツが重要な存在になることを見抜いていました。

そして開発段階の時点からいち早くモビルスーツに乗り込み操縦訓練を行いました

そのためモビルスーツが実戦配備される頃にはシャアの操縦技術は突出したものになっていました。

高機動戦で頭角を現す

そんなシャアは愛機ザクを赤く塗装し、自身の操縦技術を用いて機動力を最大限に活かし接近戦を得意としました。

従来兵器に頼る地球連邦軍はそんなシャアにはまったく歯が立たず、次々に戦艦を堕とされてしまいました。

こうして前線で強い印象を残す存在となったシャアはいつしかエースパイロットの「赤い彗星」と恐れられるようになります。

軍での出世

こうして数々の戦果を挙げたシャアは軍人として評価を高めていきました。

そして若き優秀な指揮官として重要任務に参加することになります。

それは地球連邦軍が極秘にモビルスーツを開発している「V作戦」について探るというものでした。

こうして「機動戦士ガンダム」第一話へと繋がっていきます。

シャアはこの任務を成功させ更にザビ家へ近づこうと考えていました。

シャアのニュータイプ観

シャアはザビ家への復讐を虎視眈々と伺っていただけではなく、

父ジオン・ズム・ダイクンが提唱したニュータイプについても関心を持っていました。

とはいえ一年戦争が始まる頃のシャア自身はニュータイプとして覚醒してはいませんでした。

しかし、戦場で空間認識能力や直感的な戦闘感覚を持つ相手と出会うことで

早い段階からニュータイプという存在を意識するようになります。

そして、戦力や兵士としてしか考えていないザビ家とは異なる思想を持っていて

父ジオン同様人類の変化の兆しとして捉えていくようになります。

このシャアの考えとそれに伴う行動はその後の宇宙世紀へ大きな影響を与えるようになっていきます。

まとめ

誰もが知っているシャア・アズナブル。

しかし単なるジオンのエースパイロットとしての姿だけでなく、

ザビ家への復讐を企むジオン・ズム・ダイクンの子であるということまで理解できると物語が更に面白くなります。

さて、冒頭でもお伝えした通り「宇宙世紀”超”入門」としての記事は今回が最後になります。

ここまでの記事を読んでから「機動戦士ガンダム」を観てもらうとしっかり内容が頭に入ってくると思います。

次回からはガンダム二作目の「機動戦士Zガンダム」の世界について解説していきます。

今回は以上です。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

本日の宇宙世紀用語

キャスバル・レム・ダイクン

 ジオン・ズム・ダイクンの息子でシャアの本名

アルテイシア・ソム・ダイクン

 キャスバルの妹

アストライア・トア・ダイクン

 キャスバル、アルテイシアの母でジオンの妻

シャア・アズナブル

 キャスバルがジオン軍に入るために使った偽名

 「赤い彗星」と呼ばれるエースパイロット

ガルマ・ザビ

 ザビ家の末子でシャアの同級生

この記事を書いた人

平成産まれのガンダムおじさんです。
小学生の頃、家にあった劇場版三部作を観ているうちにいつの間にかガンダムにハマっていました。

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