こんにちは、管理人のふかむらさきです。
前回までガンダム作品一作目「機動戦士ガンダム」の世界について初心者向けに解説してきました。
今回からは2作目でもある「機動戦士Zガンダム」の世界について解説していきます。
「機動戦士Zガンダム」は前作から5年後の世界が舞台です。
終戦から5年間の間にも世界は大きく動いていました。
まずは地球連邦とジオンの一年間にも渡る戦争を経てそれぞれの組織はどうなったのかについてです。
それでは、いってみましょう!
地球連邦(勝ったのに問題だらけ)
宇宙世紀0079年1月3日に勃発したジオン独立戦争(一年戦争)は地球連邦が事実上勝利して終結しました。
それは、0080年1月1日にジオン公国崩壊後に発足したジオン共和国が地球連邦が提示した終戦協定に調印したためです。
しかし勝った側の地球連邦も以下のような問題を抱えていました。
- 戦争で大きなダメージを受けた
- 官僚主義や権力争いが激化
- スペースノイドへの圧力が強まった
1.戦争で大きなダメージを受けた
一年戦争に勝利したとはいえ、その被害は大変なものでした。
人口はおおよそ半数近く減り、宇宙地球ともにインフラや数々の都市も壊滅的な被害を受けました。
そして軍事費が増大したことで地球連邦政府の財政が圧迫されていました。
2.官僚主義と権力争いが激化
戦争終結後も地球連邦という組織は巨大なままでした。
目前の大きな敵がいなくなったため組織内での派閥や権力争いが発生していきます。
それは現場よりも立場や出世が優先されるという状況を招きました。
3.スペースノイドへの圧力が強まった
宇宙に住む人々(スペースノイド)はもともと地球連邦に対して不満を持っていました。
ジオンの脅威を身をもって体感した地球連邦は反乱を恐れてスペースノイドの監視を強化をします。
そのため軍を宇宙に駐留させたためスペースノイドは大きな圧力を感じることになりました。

一年戦争後の地球連邦政府
つまり、”戦争には勝ったが余裕が無くなり徐々に強引になっていく政府“となっていきます。
この”強引さ”が新たな組織そして新たな争いを生むことになります。
ジオン残党(負けたけど消えてない)
一年戦争で敗北したジオン公国は崩壊し、自治権は認められたものの以下のように大幅に弱体化した共和国となりました。
- 連邦の管理下に置かれている
- 軍事力を持てない
- 形式的な独立国家
つまり、”負けた後に作られたおとなしいジオン“となったのです。
しかし地球連邦へ反抗し続ける人々もいました。
彼らは、各地に潜伏し小規模な反乱やテロを継続していました。
そして「いつか連邦を打倒する」という目標を捨ててはいませんでした。
ジオンは負けて消えたのではなく、形を変えて表(共和国)と裏(残党)の二つに分かれたのでした。
ティターンズの発足
そんな中で一年戦争の3年後にあたるU.C.0083にティターンズという組織が新たに誕生しました。
これは地球連邦の中の特別部隊です。
彼らはジオン残党を徹底的に取り締まるために結成され、数々の反乱やテロ活動を鎮圧していきます。
そして地球連邦の中で確実に存在感を増していき勢力を拡大していきました。
ティターンズは勢力を拡大していく中で以下のような特徴を持つようになりました。
- エリート集団
- 連邦内での特権
- スペースノイドを敵視
エリート集団
ティターンズはエリート集団として組織されました。
そのため優秀な兵士・士官で構成され最新のモビルスーツも優先配備されました。
連邦内での特権
また、ティターンズは通常部隊より上の権限を持ち、正規の地球連邦軍とは命令系統も半独立状態の関係にありました。
つまり、連邦の中にもう一つの権力がある状態となっていたのです。
スペースノイドを敵視
ティターンズはジオン残党に対処するために組織されましたが、次第に宇宙に住む人々そのものを敵視するようになります。
それは一般市民に対してもより強硬な監視や弾圧の実施へと繋がってしまいました。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
一旦は終戦という形にはなりましたが、スペースノイドの地球連邦への反抗心は消えていなかったことや
戦争に勝った側の地球連邦も組織腐敗が進む中で、
新たな武力組織(ティターンズ)が勢力を伸ばしたことをご理解いただけましたでしょうか。
宇宙世紀の世界は繋がっているので、作品を跨いでもそこの世界での人々の暮らしは続いています。
こういった環境や勢力図が変化していくことで新たに物語が生まれていくのが宇宙世紀の面白さだと思います。
さて、次回は勢力を拡大していくティターンズに対抗すべく組織されたエゥーゴについて解説していきます。
今回は以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
・ティターンズ
ジオン残党を取り締まるために組織された地球連邦内の勢力

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